20XX年、人類は様々な問題を抱えながらも繁栄を謳歌していた。
そんな時代において人類のコミュニケーション方法にVRと呼ばれる存在が躍り出る。
バーチャルリアルティ、自ら作り出した仮想現実に自らの分身を送り込む事を人類は為しえていたのだ。
宇宙以上の速さで膨張を続ける仮想世界において、日本の地方都市に住むある一人の少年は起動したアダルトゲームのバグによって、仮想世界のアバターが女性化してしまった。
自分が創りだした少女の身体と精神に翻弄され、現実との齟齬に苦しむ少年、そして遂にはその身体にさえ異変が起きようとしていた。僕は私で、私は僕?
VRTS物語、淫堕の電脳女神、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-25 21:00:00
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会話率:20%