大国の皇女・蓮凛は、幼いころ雪の中をさまよい原始の龍に助けられた。龍王は蓮凛に夫婦の契りを申し込むが「太平の世、龍と契約を交わした者の存在など災厄を招くだけ」と断られる。やがて国は乱れ戦乱の世、大志を胸に国を起こした蓮凛は女帝となり玉座に座
る。その傍らには常に龍王の姿もあった。
自らの番として溺愛し可愛がりたい龍王と、龍王の重い愛と嫉妬に振り回されつつ政務に勤しむ女帝のなんちゃって中華風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 20:34:59
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会話率:33%