冒険者になって5年、初めてギルマスから僕の所属するC級パーティー“バルキー”に直接依頼が舞い込んだ。ダンジョンの最深部まで潜ってマスターオーブを持ち出して割り、ダンジョンを失くしてしまうという大変な依頼だったのだが、その依頼には僕たちパーテ
ィーのB級昇格もかかっていて、みんなの気合の入れようも半端なかった。そこで僕はあるメンバーの思惑に引っかかり、ダンジョンの消失に巻き込まれることになる。
龍の癒し手と同じ世界で、龍の癒し手のダンジョンネタの元ネタのお話です。このお話だけでもお楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 00:00:00
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会話率:58%