「ジョルジュ、レミリア婚約おめでとう。幸せになってね。」
そう柔やかに聖女から祝福され、婚約した二人は幸せいっぱいで、この先も明るい未来が待ち受けていると信じて疑わなかった。
「必ず帰って来るから待っていて欲しい。」
そう言って、
私と結婚する為に志願して戦地に出征した彼。
戦地から帰って来た彼と結婚する日を夢見ていた私。
けれど、彼が戦地から帰って来たとしても私に気付く訳がない。
だって、彼の知っているレミリアは…もう、この世の何処にも居ないのだから…。
~~~~~~~~~
*残酷な描写有り
(念の為、R18にしています。)
*鬱展開の物語
*救いはありません。
*狼獣人
*魔法や異能等の特殊能力の無い世界
*苦手な方は全力で回避願います。
読まれる方は自己責任でお願いします。
*飽くまでもフィクションであり、作者の脳内妄想&空想です。
*この作品はアルファポリスでも、別のペンネームで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 22:00:00
23363文字
会話率:15%