太古から存在する退魔の組織、『四条』。
その四大家門の一つである『東条』の当主である東条総一郎は、ある日、腹違いの弟と義理の母と婚約者の裏切りに会い、全てを失う。
すべてを失った総一郎が捨てられたのは『白銀山』――――神である鬼、『鬼神・白
銀童子』の拠点だ。
総一郎はそこに生息する魔獣に襲われたところを、鬼神・白銀童子の横槍に救われる。
白銀童子は総一郎を救ったわけではない、暴れまわる魔獣が鬱陶しいために排除したに過ぎない。
当然、白銀童子は総一郎も殺す。しかし、総一郎に一撃を許す。
その一撃が全ての始まりだった。
神々しい角に加えられた一撃、流し込まれる呪力。
総一郎にとって、少しでも悪寒を走らせればいいと放った一撃は――――白銀童子に、未曾有のアクメを与えたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 18:52:46
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