集団心理 ノクターン・ムーンライト　作者検索

　スクールカースト。それは学校に蔓延る暗黙の階級制度。 　スクールカーストは人の心――集団心理――が暗黙のうちに作り出した他人との上下関係。人が持っている色々なパラメータ――人望、魅力、人脈、能力、家柄、美貌、知識……etc――が複合的に混じり合いあい、他者の優劣を無意識下で数値化して、その順序を決めてしまう。 　当然、カースト上位者と下位者には明確に待遇が違うなど周知の事実である。 　この学校内に蔓延る暗黙のルール、スクールカーストを使って教育レベルを上げようとした国家プロジェクトが水面下で始動していた。 　ここはスクールカーストの有用性を証明するために作られた、人工の島――晴家学園島(ハレンチガクエン)。 　これはそんな特殊な環境で起こった非日常の話である。折りたたむ>>続きをよむ

東京からわざわざ日本海の孤島に来た男女学生ら6人。 ミスキャンパスにして社長令嬢である美貌と麗容と富をそなえた19歳の朱雀院レイカを筆頭に、女王様ゲームに興じる女3人と、その奴隷である男子学生3人は、無謀にも台風が接近するかも知れないという島でキャンピングし、一夜のオージーを娯しむ。 だが、予報を無視して享楽に耽っている間に、本当に嵐が襲い、レイカたちは昼間見つけていた正体不明のログハウスに逃げこむ。だが、そこはヤクザが何らかの取引に使っている拠点であった。 得体の知れない頭脳明晰な美少年ドウと、その情婦気取りの美少女ユカリが、大人の極道2人を従える奇妙な関係。 そこで口封じにレイカらは少年ドウとヤクザらに犯されるのだが、割って入ったユカリがドウの浮気を許さないと宣言したために、レイカ女王たちは奴隷だった男たちの「下克上」に逢い、立場逆転して、奴隷たちの積年の怨みが、裸に剥かれた元女王様たちの肉体にぶつけられることとなる。そして、3人の奴隷の集団心理は暴走し、さらなる常軌を逸した凌辱の夜嵐に、レイカたちは見舞われるのだった……。 折りたたむ>>続きをよむ

イジメ、カッコ悪い！を小説にしました。