「ほら、どうしたんだよこのどMが。言ってみろ。お前がどんな存在か」
「ああ……っ、あきませんご主人様、どうかお許し下さい……ッ! あきなはご主人様にいじめられて悦ぶ、いやらしいメス犬です……」
メス犬と自ら宣言し、恥ずかしそうに関西弁で喘
ぐその一言はどこまでもいやらしく、飼い主の加虐心を強く煽る。
とあるネトゲで知り合った自称『奴隷志願』のメス犬。
あきなと名乗る彼女は関西弁でか細く、それでいてどこか勝気な反抗心をたまに見せながら喘ぐ、変態性奴隷だった。
数年前、ネトゲで知り合ったあきな。
何気ない会話から、あきなの性癖を知った祐輔は彼女を飼育することを快諾する。
互いにどこの誰かを聞かず、会うことはしないという条件のもとに。
そして、月日は流れ……自分好みの牝奴隷に成長したあきなに会いたいと願いう祐輔はある日、ふとしたことから知ってしまう。
同じ学校に通う、隣の席の自分にだけウザい幼馴染の美少女。
橘ゆきなが、学校の非常階段で関西弁で喘ぎながら、感じている光景を。
そして、彼女こそが自分が数年間をかけてしつけてきた、メス犬あきなだということを……
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 08:05:06
784163文字
会話率:36%