夜会に出席したオリヴィアは、貴族が大勢揃う中で婚約を破棄される。結局こういう役回りを押し付けられるのかと、自身の運命に呆れ諦め、周囲からの辱めに耐えていた。騒ぎを聞きつけた主催の王太子とともに現れ、状況を把握した夜会の主役である第二王子が
、そんなオリヴィアをダンスへと誘う。婚約者もおらず、何やら不思議な瞳を持つ彼は、夜会後も私的に会いに来て…?
周囲に恵まれず人生諦め気味な侯爵令嬢と、令嬢の周囲を囲いつつ甘えてほしいと奮闘する第二王子のお話。
ヒーローが別の女性と関係を持っていたことを仄めかすシーンがあります。
◇:ヒーロー視点、※:Rシーン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 18:00:00
58447文字
会話率:49%