名ばかりの公主である明月は、蛮族の要求に応じて嶺山を越え、蛮族の王の妻となる。
半身ともいうべき友の教えを胸に。
老齢の王が夫となる予定だったが、王が急死したため後継者の壮年と結婚することになる。自分の幸せをどこか置き忘れてきた彼女が、野生
派壮年との愛を育み、幸せを受け入れていく物語。
心を奪う予定が相思相愛になって戸惑いながらも幸せになれる明月を表現できれば、と思っています。
”蛮族の嫁”企画に参加したくて書いてみました。
もし良かったらご覧くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 14:46:33
20377文字
会話率:31%