炎がすべてを飲み込んだあの日――祖国が、一族が、一夜で滅ぼされたあの日。
私はこの男に出会った――
それは血と炎と、人々の悲鳴が上がる戦場の中、敗戦国の皇太子として逃げ延びる最中の出会いだった。
彼と目が合った瞬間に、理解した。彼こそが己
の運命の半身だと。
けれど、それは何とも皮肉な出会いだった。彼は祖国を滅ぼした炎龍族の皇太子だったのだから――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 00:00:00
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会話率:16%
元彼に殺された女は、異世界で目覚めた。
動けない身体を弄り、精を注ぎ込むのは超イケメン。
でもって、私のことを「運命の半身」なんて、メッチャ嬉しそうに言うの。ほだされそうなんですけど、いいですか?
最終更新:2013-06-05 07:17:36
26644文字
会話率:31%