【本編完結済】宮廷魔導士ロゼッタはBL命の喪女魔女だ。婚約者のレオナルドと、彼の周りの男達を脳内で絡ませ楽しむと言う充実した毎日を送っていた。
しかしそんな彼女に嫌気がさしたレオナルドに、婚約破棄を言い渡されてしまう。
傷心の彼女は、娘がい
かず後家になる事を心配した両親に「その古城はBLで溢れている言う…」と唆され、偏屈な王子様が住んでいる城へと向かう。城には恐ろしい顔をした魔獣がいた。BLもなかった。――しかしそんな事でめげるロゼッタではなかった。時代はケモナーだ。ドキドキしながら魔獣の獣チンコを受け入れると眩い光と共に呪いは解け、そこには「呪いを解いてくれてありがとう」と微笑む美しい王子様の姿が。
「BLでも獣チンでもモフパラでもねぇなら守備範囲外だわ…、さようなら!」と裸足で逃げ出すロゼッタを、王子は(彼女の忘れて行ったパンツやら薄い本やらを持って)「えっ…ま、待って!?」と追いかける。
果たしてロゼッタは、両親の思惑通り結婚する事が出来るのか?
美女と野獣の(酷い)オマージュです。
【2018/06/11 ムーンドロップス様から書籍化しました。改題「喪女と魔獣 呪いを解くならケモノと性交!?」です】
【2019/02/15】特別編はじめました。不定期更新。きりの良い所で完結マークをつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 21:46:05
482031文字
会話率:40%
人類最後のX染色体、最後の少女リーゼロッテ・リリー・ローズ・K・フランキーはより多くの男と交い、より多くの優秀な遺伝子を後世に残さなければならないと言う義務がある。
しかしリーゼロッテは幼い頃から自分を娘の様に可愛がって育ててくれた叔父のレ
イに淡い恋心を寄せていた。ただし肉親の彼には彼女との性交権はない。そしてリーゼロッテには彼女との性交優先権を持つ婚約者達が20名、他に国が定めた性交義務予定者達との予定が既に500人先まで埋まっている。
リーゼロッテは初潮を迎えた夜「せめて処女だけでもレイに…」と叔父に夜這いをかけるが、レイは彼女の父親の命令で男性器を全摘出していると言う。――…それを聞いたリーゼロッテが取った最後の手段は…。
E☆エブ●スタと言う場所で大昔に別タイトル、別名義で書いていた物の転載、過筆修正版です。向こうはただひたすら暗い話でしたが、こちらはハピエン予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-13 22:12:43
31653文字
会話率:38%