『目隠しだけは取らないでください』――。
とある掲示板に書き込みされた、意味深な文章とネットカフェの住所。彼女の目隠しさえとらなければ、あとは何をしても良いとそこには書かれてた。
『本当にここにいるんですか? 俺近所なんですけど、マジで行
くよ?』
『気絶するまで輪姦してやりたい』
『今からホントに行くよ。待ってろ』
欲望を剥き出しにしたけだもののような言葉の数々に、紗代の頭は真っ白になる。
(どうしよう、私、本当に……犯されちゃうの……?)
顔も分からない男たちの欲望に晒され、二度と後戻りできない禁断の遊びが始まる――。
※この作品は作者個人サイト(http://86.xmbs.jp/angelus-10568-bo.php?guid=on)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 09:04:21
5397文字
会話率:25%