二度目の転生先は、日本ではなかった。
これまでの生のうち殆どを貧困街の家の中で過ごしていたシリスは、自分を養ってくれていた母の死をきっかけに外に出ることになる。
「この世界」のことを何も知らないシリスは、当然自分の目の色の持つ特別な意味も知
らない。
瞳の色が緑であるならば必ず王の血縁。らしかった。
国を治める立場に興味はないし、自分にできることはいつだってとても少ない。
ゆっくり成長し、自分の居場所を作り上げていくなかで、神殿で神の子が召喚される。
鞄についているのは見知ったキャラクター。あ、この子のいた世界に、俺も昔いた。
といった展開を想定して見切り発車しました。ぼんやりした世界観・遅々たる執筆・投稿で参ります。
主人公のこれまでの人生については作中で明かされる部分もあるはず。
異世界転生=主人公 転移=神の子
ですが神の子が召喚されるのは随分先です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 01:00:00
8624文字
会話率:28%