【愛の物語のそばにはいつも、愛の曲が寄り添っている――】
10年以上片恋を引きずっている脚本家の高岡勇士郎は、初めての大きな仕事を前にしたある日、色々と様子がおかしい高身長の青年、栗原温人と事故のような出逢いを果たす。
行きがかり上、宿
無しの温人を自宅に住まわせることにした勇士郎だったが、寡黙ながらも誠実で裏表のない温人のそばは思いのほか心地よく、戸惑いながらも少しずつ惹かれてゆく。
そんな時、長年の片思いの相手、辻野から結婚式の招待状が届き――。
欠けたピースがピタリとはまる。そんな相手に出逢えた、ちょっとおかしなふたりのスローな恋をお楽しみください!
※他サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-06 00:24:48
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会話率:45%