――あからさまな目で、七尾の後ろ姿を見すぎていた。七尾が自分に向けて、何か特別なサインをくれるのではないかと、犬のように待っていたのだ。――
開堂修司26才。仕事ばかりの毎日。気づけば完膚なきまでに恋に落ちてしまっていた。
※「起こされ
たり」シリーズ第一話!!
※時系列は、本作⇒「起こされたり呼びつけられたりの月曜日」⇒「寛大なヴィクティム」となります。
※シャレ―ド小説新人賞一次通過作品
※重複投稿作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 00:55:12
60650文字
会話率:33%