俺の母校の旺堂学園は全寮制の男子校で、同級生の中の腐男子と自称する連中が王道学園なんて呼んでいた。だが、幸いなことに王道転校生なるものは俺の在学中にはやってこなかった。
そのつけが回ってきたのか?
卒業してから14年。
引き取ることになった
甥っ子がこれまた滅茶苦茶な奴で…。
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「王道学園の生徒会メンバーは、いったい卒業した後どんな人生を辿るのか?」とツラツラ妄想しているうちに生まれたお話です。
性的描写は出てこない予定…だったんですが、番外編に書くかもしれません(書いたとしても検索除外設定で投稿しますので、基本的には性描写はありません)。
他、売春に関する描写等もあります。
タグをごご確認のうえでご覧くださいませ。
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主人公(暁仁)の甥っ子である由宇也、14歳。
斜め上方に弾けた行動力と逞しさで、家出しちゃ色々やらかしてくれちゃいます。
それを周りの人々(主に暁仁の学園高等部時代の生徒会役員+α)を巻き込みながら、追いかけたり、見守ったり。
アラサー元・生徒会役員+αは若者のパワーについていけるのか?
そして暁仁は、その昔、ひどく傷つけて捨てたかつての恋人(♂)と復縁できるのか!?(←この辺りは期待しないでください。別れ方が酷すぎて、無理な気がするんで。道を違えてこそ深まる愛もある!)
基本、由宇也がひたすら暁仁から逃げ回る話です。
追って追われて、行き着く先は?
由宇也は、そして暁仁は、幸せになれるのか?王道学園と名打ちながら学園生活が一度も出てこない、アットホーム??を目指す、タイトルに違和感ありなお話です
■■■■■■■■■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-19 19:00:00
109755文字
会話率:37%