既得権益を守ろうと味方同士で揉める国があるかと思えば、版図拡大をもくろみ他国にあらぬ嫌疑を持ちかける国もある。魔法が根付いていることを除けば地球と大差ないこの星には、常に戦乱が絶えなかった。
そんなこの星において、唯一戦乱に巻き込まれぬ存在
がある。超常の力を操る存在、魔女と呼ばれる女達である。
他人に興味のない彼女らは、同族さえ研究材料としか見ない。有意義な『魔女生』の為ならば、多少の犠牲も厭わない彼女達。今夜も又、何処かの誰かが魔女の享楽の為に使い潰される。
※この作品は短編連作です。サブタイトル毎に完結となります。
世界観が繋がっている関係上『連載』表示になってはいますが、継続的に更新される保証はありませんのでご了承ください。
※この話は、pixivにて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-12 06:00:00
29437文字
会話率:22%