16歳の夏の夜、交差点で、僕は悪魔に出会った。
サキュパスーー紋章となって右手に宿ったその悪魔は、紋を見た女から理性を消す。
悪魔は、僕が女体に精を放つたび、僕の体を蝕んでいき、やがて僕は悪魔と変わる。
救ってくれたのは、2人の女性。
只の退魔師と、クラスの聖女だ。
僕は失った平凡を取り戻すため、自分の中の悪魔と戦い続けなければならない。
出したいけれど出せない少年の中世ファンタジー。
退魔師のお姉さんだけには好きなことができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 13:29:15
3603文字
会話率:43%