自殺を図ろうと山奥に来る途中で、三人組の女性と出会った主人公の鏡。
同じところで降りたが、いつに何か姿が見えなくなってしまった。
目的通りロープを手に獣道を彷徨うが、その女性たちが目に浮かぶ。
そこに一人の老婆が話しかけてきた。
「死ねば
本望。生きれば桃源郷」
女性ばかりの温泉郷に入る為には「湯に好かれない」と、男は命を落とすという泉質を持つという。
主人公ははたして、「湯に好かれる」のだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 18:10:13
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会話率:29%