目覚めると真っ暗な洞窟にいた下村篤(以下アーシャ)。相棒の魔獣ブラッドと共に未知の巨大生物を殺し、地上に生還。近くに見えた大きな国にやってきたところから物語は始まる。
アーシャは己の身体と剣、相棒のブラッドと共に長年洞窟で生き残ったが、体
の至る所に傷痕が残り、左腕も切られ取り食われている。生前は男であったが、身体は女になり、殆どの記憶が喪失。
お金を得るために精肉店へ行き、運命と出会う。
極限の集中力と身体能力、空間さえ断ち切る剣術が生き残った報酬。チート能力は無い
シルヴァレン・ヴィニア・ヴルグ・ヴァレンティア(以下シルビア)はヴァレンティア王国国王であり人類の守護者と呼ばれている。神槍に選ばれ、神の使徒とも呼ばれる。自身の生い立ちやこれから決まってしまっている運命に立ち向かう覚悟を見せてはいるが…。
アーシャとシルビア。二人の出会いが運命を迎える。お互いの生きる道を救うために。
そんなお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 17:48:46
55916文字
会話率:63%