「良かったわね~、テルちゃん! もうすぐあなたも鷺宮学園の一員よー!」
マ、……いや、母さんからの何気ない一言で、俺、桜井 輝人は衝撃の事実を思い出した。俺が前世知識でいう所の『非王道転入生』だということ、そして俺がこれから行く学園は価値
観その他もろもろが色々とヤバい場所だということを……!
通う前から不安しかない。だが俺は誓う。嫌われ者だった昔の俺から変わってみせると。
前世の知識を頼りに、俺はこの王道学園で生き抜いてみせる――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 18:54:10
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会話率:57%