20ⅩⅩ年、通称「母乳症」と呼ばれる妊娠していないのに母乳を分泌し、やがてそれが体内で毒素に変わる病が確認されるようになった。治療法が搾乳と投薬、しかも比較的長期間行う必要があったため、県に一つ、それ専門の病棟が作られる事となった。これはS
県中央病院特設病棟、通称「搾乳科」で搾乳を受ける少女のお話である。
基本的に一話完結で週一くらいのスパンで書いていけたらいいなとと思っているので良ければお付き合いください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 06:00:00
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会話率:56%