姉の盗撮動画をネタに、あるアングラサイト《赤い羊》にアクセスするよう強要された、主人公の百鬼零(なきりれい)は、そこで六人の殺人鬼と出会う。五人の殺人鬼を束ねる、「透さん」と呼ばれる人物に、ジェネシスという異能力の存在を示される。彼らはまず
初めに、『殺人カリキュラム』なるものを実行すると言う。『殺人カリキュラム』とは、普通の人間を殺人鬼として育成するという、悪魔的な教育プログラムである。
「透さん」は百鬼零に快楽殺人鬼としての素質を見いだし手をさしのべるが、零は拒否する。
零は彼らに記憶の一部を奪われ、拉致され、あるホテルの一室で目覚める。
零の通う冬空学園の全校生徒が拉致され、監禁された。ジェネシスによる異能力で監禁された彼らは脱出することは出来なかった。ジェネシスには殺人ランクと呼ばれる格付けが存在し、GランクからSSSランクまで存在する。ランクが上がれば上がるほど強力になる代わりに、殺人鬼として狂っていく。
狂わなければ死。狂えば破滅。
どう足掻いても絶望の状況の中、百鬼零が選択した”未来”とは。
殺人鬼の異能力バトルデスゲーム、ここに開幕……。
《第11回小学館ライトノベル大賞 一次選考落選作 ガガガ文庫部門》
感想大募集中。変な感想書いても呪ったりしないよ?
150ページ前後で完結する予定。
少し改稿するので一気にUPは出来ない。
まあ、そんな感じで。
【設定補足】一応書いとく(需要ないと思うが)
↓PCの【小説情報】だと綺麗に見られる。
精神領域 ジェネシスカラー
SSSランク ?の領域 セーブル(黒)
SSランク 快楽殺人鬼の領域 パープル(紫)
Sランク 殺人鬼の領域 レッド(赤)
特Aランク 囚人の領域 ディープブルー(藍)
Aランク 模範囚の領域 ブルー(青)
Bランク 賢者の領域 アクアブルー(水色)
Cランク 愚者の領域 グリーン(緑)
Dランク 凡人の領域 イエロー(黄)
Eランク 善人の領域 グレイ(灰)
Fランク 聖人の領域 ホワイト(白)
Gランク ?の領域 ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-14 12:00:27
53134文字
会話率:76%