桜月嶺河(20)は大学の先輩をぶん殴った直後、見知らぬ世界へと飛ばされた。
どうやら召喚されたらしい。近くには大学で見覚えのある女性が立っており、さっさと彼女を連れて行った。放置された嶺河はここに来た経緯を聞いて言った。
「ちょっと殴らせろ
」
その言葉と共に床に拳を叩きつけるが、その事が原因で監禁され冷遇される日々を送ることに。
そんな中、専属執事のリヴィールだけは嶺河に忠義を尽くして接してくる。暇つぶしにリヴィールと話し交流を重ねていく嶺河はある日、精霊神と名乗る存在と出会ったことで精霊神子として精霊の力を使えるようになった。そのことがきっかけで監禁生活から解放された嶺河だが相変わらずリヴィールを巻き込んで騒動を起こしていく。しかしリヴィールにはとある秘密があってーー。
※☆はR要素です
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30750文字
会話率:55%