勇者が言った。「魔王! お前を封印する!!」来た。ついに来てしまった。俺は絶望的な気分で、目の前で閉じつつある時空の歪みを見た。それから――三百年以上の時が経過していたらしい。「リザリア・ナイトレル! 貴様との婚約を破棄する!」なんだか目
の前で婚約破棄が繰り広げられているが、それどころではない。俺(グレイル)は、思い出してしまった。そう記憶が蘇ってしまったのだ。俺は、魔王だ……!※性描写は【番外】で、(★)マークです。番外のみでもご覧頂けます。番外は9割性描写です。本編で恋人同士になった処女の貴族令嬢を、ドSのグレイルが自分好みに開発していくお話となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 20:11:42
110602文字
会話率:51%
何で今の今まで俺はこの男を忘れていられたのだろう。英雄とも伝説とも呼ばれるその冒険者を見た時、少年は自分の生まれる前の事を思い出した。ただの一介の冒険者だった自分と、そしてそんな自分のパートナーだった獣人の男。今目の前にいる伝説と呼ばれる冒
険者が、かつてのパートナーだと思い出した瞬間、2人の運命がもう一度巡りだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 15:38:54
15107文字
会話率:26%