父に似て華やかな相貌と穏やかな雰囲気のαである『陽灯』は、Ω達から『既成事実』で番になろうと故意に『ラット』に持ち込まれる日々だった。
そんな『陽灯』を助けるのは幼馴染でβの『冬護』。
『陽灯』は幼い頃から自分を助けてくれる『冬護』とずっと
一緒に居られると思っていたが、『冬護』は『陽灯』に「自立しろ」と言って離れて行こうとする。
どうしても『冬護』を手放せられない『陽灯』は、『α』らしく、傲慢に、自分勝手に、『自分の番』を囲い込む事にした────
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◆α×βの話です。
◆拙作『僕の陽だまりはここにあった』の主人公達の子供の話です。
◆『無理矢理』です。苦手な方はご注意下さい。
◆♡喘ぎがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 22:00:00
9710文字
会話率:54%