クラヴェルで巫女として生きていたリリアスはその日、城に攻め込んできた隣国の王・サイランに囚われた。
国としてのクラヴェルは滅び、リリアスは隣国の王族としてヴィッツリアに連行される。
そこに待っていたのは「一人の人」としての生活と、「
国王の伴侶」としての立場だった。
本音と建前を切り分けて考えられず、巫女としての自分と、生まれ変わるべき時を迷うリリアスに、サイランは容赦なく現実を突きつけて来る。
なんの準備も覚悟もなく、自分と向き合わされることになった一人の女性が、何も知らないまま、決断を迫られることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 00:55:08
84374文字
会話率:54%
大学4年生。
無事に就職も決まり、可愛い彼女と初めての旅。
イギリスへの卒業旅行の申し込みも終えた時に、偶然から破局。
傷心のままの一人旅になるはずが、旅行を申し込んだ会社の提案で、その会社の社員の個人旅行のツアーパートナーになることを受け
入れる。
それは臆病ゆえに、本当の自分を隠して生きる選択をした彼の人生を大きく揺さぶる旅の始まりだった。
(自サイトの物を転記しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 18:00:00
55924文字
会話率:37%