恋人の裏切りに気づいた夜、男は快楽に堕ちていく。
恋人・美月は、他の男と関係を持っていた——しかも、自分の知らない姿で。
激情に駆られながらも、なぜか目が離せなかった。
戸惑い、怒り、そして……昂り。
「直哉も混ぜてほしいって、隼人さん
に言ったの」
そう囁いた美月の指が、ゆっくりと彼の禁忌をなぞる。
羞恥に震える身体。だが、逃げようとする心とは裏腹に、彼の内側は熱を帯びていった。
これは、恋人の浮気を知った男が、快楽と支配の渦に巻き込まれていく物語。
心も身体も、あの夜を境に、もう元には戻れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:43:53
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会話率:28%