帰還した聖女と仲が良かった近衛騎士のユリアン。
聖女の話してくれた“くりすます”に思いを馳せていると、王太子殿下に抱きしめられ耳元に唇を寄せられる。
「ユリ・・・・いい匂いがするね・・・」
「離してくださいっ、殿下!」
王族嫌いの近衛騎士
が、ちょっと変態な王太子殿下に追われる話。
殿下の妄想が口から溢れて止まりません。
前半はユリアン視点の一人称、後半は三人称となっています。
2017.8.15 fujossyに転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-26 15:57:25
4229文字
会話率:42%