ある1人の男の回想。
BL要素はうっすらとしかございません。
昔話をしよう。
私には義弟がいた。遠縁の子だったのだけれど、事故で両親を失いたらい回しにされかけていたのを我が家に引き取られた。小さな頃はとても仲がよかった。しかしある夜を境
に、彼は周囲に辛くあたるようになった。
なにが気にいらぬのか、何をそんなに怖がっているのか、問いかけるべきだった。
私も幼かったと言い訳はできる。しかしそれだけでは許されぬ。
注)欠損描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 23:00:00
4216文字
会話率:19%