【謎の男×特異遺伝子の主人公】
28歳の主人公が公園のベンチの上で目覚めると、そこは現実では存在していない『東京都天王町』という町だった。ここは、夢の世界なのか。
「黒の携帯電話」が鳴ると、その世界での滞在時間が延長されてゆく。そんな中
、特異遺伝子「HAL6遺伝子」の謎に巻き込まれる事に。
その特殊な遺伝子は、自分の中にあった――?
性別も、五感も、すべてが遺伝子に支配される。
記憶が偽りなのか、世界の方が幻なのか。
アイデンティティさえも揺らぐ、東條晶の新たな人生の『始まり編』。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 09:43:45
29390文字
会話率:41%
【謎の男(多田巽)×特異遺伝子の持ち主(東條晶)】
目が覚めると別世界の東京都天王町の公園にいた晶。そこでの自分は男に似た姿で、出血によって異常な身体能力を発揮する危険な人物になっていた。
異世界に戸惑いながらも、正義感の強い晶は遺伝子
の力を使って人助けを続ける。
だが、謎の男《多田》はそれを許そうとはせず――?
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東條晶について
・公園で目が覚めると別人であったが、28年間の記憶はすべて残っている
・出血中にのみ6つの身体機能が向上または後退
・「翼を抱いて眠れ」小説内にて東條のことが記載されていた
・遺伝子検査により、性染色体XY内SRY欠陥による女性型と判明(女性でも男性でもない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 09:08:40
68982文字
会話率:55%