王都から離れた辺境の町レモテ。二年程前、近隣の森で突如魔物の大群が発生し、侵攻を始めた。誰もが絶望するなか戦況を勝利へと導いたのは、町の騎士育成機関に所属する一人の訓練生であった。たった一人で魔物を殲滅するその姿を目の当たりにした者達は口々
に、凡庸な容姿ではあるが荘厳であり崇高なる存在にも見えた、と語る。
しかし本人曰く、その瞬間のそれはただの賢者タイムだ、とのこと。
◇剣戟以外が平均すぎる変わった性癖持ちのマイペース平凡(非凡)にまつわる話。書きたいとこだけギュッと書いたら特に何も始まらなかった、強い子(物理)の周りには強い奴が集まるよねって話。
ほのぼのを目指したのでエロ成分極薄。(都合上普通に軽め?の単語は飛び出します注意は呼び掛けません)
※依存と独占欲と執着、そして崇拝
※固定CP(ハイスペック×平凡(非凡))
※攻→→←受(重みの違い)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 16:10:04
67756文字
会話率:23%