本作品はR18作品となります。よろしくお願いします。
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毎日毎日暴行を受け、両親から虐待される日々。同年代の子たちと比べてもやせ細った身体のガルト
は、村の裏手にある山にて実る果実を食べて飢えを凌いでいた。
そんなある日、ガルトは雨を凌ぐために洞窟に入った。そこで、朽ちた祠を発見する。その祠は、古の悪魔を封じた祠であり、今になっては忘れ去られた祠だった。そうとも知らず、ガルトはその祠を開けてしまう。直後、襲い掛かる瘴気。頭に響く怨嗟の声。しかし、ガルトはそれに耐えきった。耐えきった証として、ガルトは力を得る。
「俺は、この力を持って復讐する!」悪魔の力で、己が故郷へと復讐するための牙を研ぎ始めた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 00:22:05
45601文字
会話率:24%