我々が知る歴史とは少しだけ違う江戸草創期。
伊達家の嫡男・忠宗は父・政宗に連れられ江戸城に参上する。
そこで待っていたのは許嫁である今は亡き徳川家康の五女・市姫。
豊臣に嫁いでいた千姫の提案で、姉夫婦・兄夫婦とともに箱根に行くことになったの
だが……。
生真面目だけど許嫁が好きすぎて妄想ばかりしている残念御曹司と明るく心優しいが胸が小さいことを悩む姫君の閨を供にするまでのお話。
姫初め2021参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 06:00:00
8391文字
会話率:63%
飯高 光輝(こうき)、35歳。某有名校に幼稚舎から進み、アメリカの某有名大に進学。卒業後はアメリカおよび日本で10年間の他社勤務経験を経て、自身の祖父が創業した企業の取締役常務として鳴り物入りでやってきた。知力、財力、容姿を兼ね揃えた、ロマ
ンス小説にでも出てきそうな「御曹司」。なの、だけれど。私は思うのだ、彼は「残念御曹司」なんじゃないかな、と。
※王道じゃないです、御曹司はアホの子
※アホの子のアホさ加減と若干の成長を薄笑いで見守るお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-06 06:00:00
89465文字
会話率:11%