ある日、僕の自室に過去へのタイムトンネルが開いた。同じように50人余の人たちの自室にも、タイムトンネルが開いていた。そして僕たちは、知った。幕末の安政年間の歴史が歪み、日本史の教科書から記述が消えていた。そしてその影響が次第に現代におよび、
あちらこちらでまるで江戸時代のような封建的な因習が現出していた。「過去に飛び、歴史を修正せねば!」その使命を与えられていると気づいたその50人余は、達成がほとんど不可能といえる過酷なミッションに挑み始めたのであった…。
その序盤のころ、僕は、一人の娘さんに目を奪われてしまい、そして、あろうことかその娘さんに…。
*これは、一般向け「小説家になろう」サイトに私が「よほら・うがや」の筆名で連載中の『歴史軍団・牙』の外伝です。この娘さんとの出会いが無かったら、この壮大なミッションは100%成功しなかっただろう、それほどに重大な、隠れたエピソードでした。
*R18な場面が、ところどころに出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 12:52:50
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会話率:56%