蘇芳財閥、鷹宮財閥、有賀峰(ありがみね)財閥。かつての三大財閥で生き残っているのは鷹宮財閥のみ。宮田あいね(旧姓:鷹宮あいね)は、そんな現存する最後の財閥、鷹宮財閥の跡取り息子。しかし小学生だったある日、父親に愛人と隠し子がいたことが発覚し
、両親が離婚。あいねは母親について鷹宮家を出ることで、跡取りの資格を失った、はずだった。が、諸事情により再び跡を継ぐことを望まれるも、あいねは態度を曖昧にしたまま、鷹宮家から遠く離れた田舎で、ごく普通の高校生として生活をしていた。そんなある日、鷹宮家時代に結ばれた婚約の相手、で、あいねにめちゃくちゃ執着している蘇芳海浬(30歳)が約4年の沈黙を破って突然あいねに会いに来る。そこから一気に膠着していた事態が動きはじめ――。婚約者同士が色々なことを乗り越え、順当に結ばれる話。◎元蘇芳財閥の跡取り息子。サングラスをかけたやさぐれ系強面美男で、14歳差を物ともせずあいねに執着している最強のアルファ×次期当主の座を失ったはずが、鷹宮家に帰還を望まれ続ける、ベータ並みにオメガ性の薄い、一筋縄じゃいかない顔はかわいい高校生オメガ*オメガバースです。独自設定・独自解釈含みます。*婚約破棄ものではありません。ざまぁ系でもありません。*R-18は最後の方。ぬるいです。*なんでも許せる方向け。たぶん、想像されているような話ではないです。色々大目に見て下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 18:01:58
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会話率:40%