都内の有名私立大を卒業し、新卒で入社した大手企業の人事部で働く主人公、弓場玲奈(26)。誰もが羨む勝ち組の人生を歩んでいるように見える彼女には、実は誰にも言えない秘密があった。その秘密とは彼女の性的指向と、その性的指向と関係している彼女の
「趣味」だった。
彼女はLGBTQのL、つまりレズビアンだった。それだけなら今の時代、積極的にオープンにはしないにしても、絶対に秘密にしないといけない理由もないようなものだろう。問題は、好意を抱いた女性に対する彼女の歪んだ愛情の注ぎ方…というよりも、彼女のヤバい趣味と表現すべき問題行動の方だった。
玲奈の「趣味」は、簡単に言うと惚れた女に対するストーカー行為だった。彼女の外見や普段の性格からは想像もできないが、残念ながら玲奈はロックオンした女の私生活を24時間覗き見ることを至上の悦びとする変態で、危険人物だった。
そんな玲奈の現在のターゲットは、人事部と同じフロアを使っている法務部に所属する一ノ瀬里帆(24)だった。人事部としての職権をふんだんに乱用して里帆のあらゆる個人情報を入手し、その情報をフル活用して毎日ストーキングに精を出す玲奈だったが、そんな職業倫理ゼロ&迷惑防止条例違反常習犯の彼女に今、天罰が下ろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 19:37:56
71239文字
会話率:40%
世の中には色々な犯罪があると思う。
詐欺、横領、恐喝、窃盗、傷害、殺人、強姦、そして盗撮。
(正確には盗撮罪なんて言うものはない。ほとんどが迷惑防止条例違反という一括りにされている。)
どれも犯してはいけない罪である。被害にあう人のことを考
えたら当然であろう。
その中でも盗撮だけは異色だ。どんな犯罪にも被害者がいるが、盗撮は気づかれなければ、”被害”にあったことに気づかれなければ、”被害者”はいない。
異端な考え方だが、被害者側から見てもまだ”マシ”であろう。
騙されるより、
脅されるより、
奪われるより、
傷つけられるより、
レイプされるより、
殺されるより、
盗撮されたほうが何百倍もマシだろう。
気付かなければ、気付いても黙っていれば、自分だけの心の奥底に仕舞っていれば、
今までと何一つ変わらない生活を送れるのだから。
そう思っている男がいる。それが”盗撮師”。
これは、そんな歪んだ考えを持っている一人の男の記録である。
※犯罪を助長する内容ではありません。あくまで妄想の一つとして書いております。グロテスク・性的・暴力など、残酷表現が苦手な方、18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。本編に本番描写はありません。そのうち派生で本番ストーリーを作ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 19:52:40
3953文字
会話率:3%
佐渡翔〔サワタリショウ〕は、中学2年生。
妹と肉体関係を持ち、同級生の水本沙織〔ミズモトサオリ〕をいじめている半グレである。
父親にレイプされ、傷付いた翔は、沙織を友達と一緒にレイプして脅す。
担任教師の久松恭吾〔ヒサマツキョウゴ〕を
巻き込み、いじめ問題が拡大してゆく。
久松の報復に、翔は窮地に追い込まれてゆく。
見えるのは、闇か光か?
タグ:いじめ、児童虐待、近親相姦、暴力、傷、青少年、未熟者、怪我、教師、レイプ、脅迫、報復行為、タブー、美男子、非行、淫行条例折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-22 21:22:16
66667文字
会話率:41%