寒空の下、ヴィオラは空腹で死にかけていたが…目覚めてみれば豪邸のベッドの上!?
しかも助けてくれた美青年は十年前自分が貴族令嬢だった頃に散々こきつかった下僕のユリウスだった。
高額の治療費をユリウスに請求されて払えないヴィオラは仕方なく
ユリウスの家のメイドとして働くことになったが彼に手を取られた次の瞬間、ヴィオラの脳裏にとんでもない映像が流れてきた。
『ユ、ユリウス、ぃい、もう……いいからぁっ』
『いいんですね? 良かったです、お嬢様に私の舌を気に入って頂けて』
異性に触れると相手の性的な未来が視えてしまう、ヴィオラの厄介な能力が発動してしまったのだ…。
この未来、何としても避けなければ!
――治療費という借金返済の為に元下僕の家のメイドとして働くことになってしまったヴィオラ(28)と一途でへたれな年下伯爵(20)との身分逆転ラブロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 08:00:00
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会話率:34%