【本編完結済】【2022年10月書籍化します】
「どう見ても、僕の神様は優しすぎる女の子だ」
”呪術師”である私を好きになったのは、自分がカモフラで勤めている会社のイケメン営業社員の塔ノ木さんだった。
「あのとき、僕を助けてくれた君は、僕に
とってかみさまみたいに思えたんだ」「好きだけじゃ足りない」「僕のかみさまが優しすぎて、好きが止まらない」「俺のものになって、俺を愛して」「無理。愛してる。好き」
のらりくらりとかわしたくても、全力で求愛してくる塔ノ木さんから逃げられなくて──格好良くてイケメンなのに、お金はないし残念で、それでいて私にだけはとびきり優しい塔ノ木さん。
彼の全力に絆されて、やがて私も塔ノ木さんを愛するようになるが、呪術師の家系である私の家には呪術師四戒という破ってはいけない戒律があった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 12:22:05
168448文字
会話率:39%