書記官として王宮に勤めるヴァレリーは、いつ頃からか食べても食べても腹が減る症状に悩まされ始める。仕事中に倒れてからは休暇を言い渡され、自宅で療養することになってしまった。
とある寝過ごした日に食事を求めて酒場に行くと、妙に親しげな魔術師の青
年と出会う。
青年と自宅で飲み直すうち、売り言葉に買い言葉で一夜を共にしてしまった。それから青年はヴァレリーの食事を気に入り、家に入り浸るようになる。
攻め視点。絆され奥手攻め×振り回すかわいめ受け。『宰相閣下と結婚することになった魔術師さん』同一世界観ですが、特に読んでなくても大丈夫です。
※他サイト掲載あり(2021/06/25 他サイト初出)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 00:00:00
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会話率:36%