次元の裂け目〈膜〉を潜り抜けた獣面のオークたち。その一族が天皇として即位し、日本の支配と文化を骨の髄まで塗り替える。裏で長年政権を操っていた「偽の人間(オーク)」の影に震えよ。
玉璽を受け継いだ緑の牙が、詔書を掲げ、国民の忠誠と恐怖を一つに
紡ぐ。だが、その牙の向こう側には、反逆の光が潜む──旧皇室の忠臣たち、抵抗組織、元自衛官、そして膜を再封印しようとする異端の儀式。
日本は滅びるのか、それとも奪還の旗を掲げるのか。緑と血に染まる戦いの幕が、今、切って落とされる。
──これは、獣と人間の命運が交錯する「終末」と「新生」の記録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:17:37
10594文字
会話率:13%
現代日本高校生、純白キラは内気で生真面目で、妹にまでいじめられる情けない少年だった。
ある日突然日本が変わってしまい、街中で能力者たちが銃撃戦し、荒れていた。
世界中の総人口の半数を占める男たちのほとんどが死滅していて、日本は女性人口
五千万人に対し十一人の男しかいなかった。
しかしそんな世界でもキラの望みはただ普通に学校生活を送り、家族と暮らす事だった。
だが普通に暮らせるはずもなく。
日本滅亡を防ぐため、あらゆる年齢職業の女たちと勢力が子作りさせようとしてくるのを知り、できる限り応えていく少年。
女たちの欲望に染められ、変わってゆく。
他の十人の男たちは様々。
あらゆる女に言いよるヤリチン。
能力を生かしてクーデターを起こし凌辱する者などそれぞれの選択の物語。
■本作は実在の団体、地名、人名となんら関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 01:25:07
40044文字
会話率:34%