お気に入りの居酒屋のカウンター、隣の席に座る幼馴染みの高松は、梅沢と行きつけの店がかぶることを「運命的だよね」などと言う。んなわけあるか。
新たな恋を探そうとしているのに、ことごとく高松に邪魔をされるせいで、欲求不満で死にそうだと梅沢が文句
を言えば、高松は「欲求不満なら僕を相手にすればいいじゃん」と笑顔を向けて来た。なに言ってんの?
初恋を拗らせた幼馴染み(二十代半ば)が十数年越しに想いを実らせる話です。
くまさん、猫宮乾さん主催の『居酒屋BL2019』企画に参加させて頂きました。素敵な企画をありがとうございました。
企画URL:http://naminisizumu.sakura.ne.jp/inu/izakaya.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 00:26:01
15450文字
会話率:37%