ノア・アートは普通にある貧乏貴族の次男として
産まれた。
身体が弱く良く寝込んでいた為、何も知らされて
いなかった。
姉のアイリーンは恋多き女性で、一目惚れする事
が多かった。
公爵家の嫁げば贅沢出来るとオルレンシア家との
婚約が決ま
った次の日、なんと王宮のパーティー
でオスカー・フォン・トールセンに一目惚れして
即、婚約を交わしてしまう。
結婚を前提に援助金をもらっていた手前、オルレ
ンシア家を蔑ろにできず、なぜか次男のノアが、
嫁ぐ事になってしまった。
ノアはアート家の経理を一手に担っており、少な
からず事業も手がけていた。
そんなノアが3年間という期間だけオルレンシア
家に嫁ぐ事になってしまったのだ。
契約結婚は3年、その後は別れて自由にしていい
という好条件。
その裏にあるものは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
8513文字
会話率:26%
あの日まで ・・・
僕は、我が家の家計の収入源が、どうなっているのか知りませんでした。
僕は、てっきり、亡くなった、お父さんの遺産で生活をしていると思っていました。
現実は、お母さんが、お祖父さんの肉便器になっていて、肉便器の契約の代償とし
て、援助をしてもらっていました。
僕の、大好きな、お母さんが、そんな、破廉恥な行為をしていたなんて ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 03:00:00
38631文字
会話率:30%