人間が住むガリア帝国と、リザードマンの王国ムティスとは、長い間争いが続いている。
国境線でもある大河のまんなかにある中洲に存在する町アステムト・ムタへ左遷された帝国軍人ヴァン・グリムは、誠実なリザードマン軍人ロロケルと出会い、町を発展させる
ため二人で密約を交わす。
二人の秘密の友情が深まっていったある日。町は洪水に巻き込まれ、川に飲み込まれたヴァンは水底で人ならざる者に『淫紋』を授けられてしまう。
それは世界の常識を覆し、歴史を動かす呪われた力だった。
淫紋の呪いで淫らに苦しむヴァン。そして、その力を欲しヴァンを狙うものたち。
ロロケルは大事な友人の痴態に翻弄されつつ、ヴァンを守るために奔走していく。
フィジカル最強巨漢でも気弱紳士リザードマン×昼行燈系中年軍人の、ちょっとエッチな大人のおとぎ話。
※本作品には
流血戦闘シーン、異種姦、淫紋、男性妊娠、産卵、ヘミペニス、おっさんの闇深メンヘラ描写、ごりごりマッチョリザードマンのもだもだ描写、微量のNTR風味などが含まれます。
お楽しみください。
※過激な性描写を含むため、露骨な性描写がある話はタイトル横に★マークを付けております。背後注意でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 00:00:00
190417文字
会話率:39%