「好きです、付き合ってください」
「今度は何? 罰ゲーム? それとも俺の返事自体が賭けの内容になってるタイプかな」
ここで彼あるいは彼らのご要望に応える返事をしなければ拘束時間が長引くだけだ。経験上、下手に「わかってるんですよ罰ゲームってこ
とくらい」という反応をするよりも、一度は騙されてやった顔をするほうがすぐに終わる。遊び慣れてる奴らは、悪ふざけの引き際がちゃんとわかっているのだろう。今回もそのパターンだと思った。
「いいよ、付き合おうか」
──
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
悪役モブ♀が登場します。
エロシーン無しですが、倫理的に18禁で公開しています。
この作品は他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 05:18:27
15139文字
会話率:51%