俺、小日向昴(こひなたすばる)は、田舎から出て来て数か月の大学生だ。
取柄も無い普通の大学生でしか無いのだが、幽霊が見えるだけでなく憑かれやすいという不幸を背負っている。俺に憑くのは常に中年女性の色情霊で、体を色々まさぐってくるのだ。こんな
霊障だったら不幸この上ないと言えるでしょうよ。
しかし、とある日俺に救世主を名乗る俺の信奉者?が現れる。
俺に恋煩いをしたとほざくその男は、恋人になれば幽霊を祓ってやると交渉(脅して?)来たのである。
俺はスケベ幽霊とスケベな生きた男のどちらを受け入れるべきであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 01:06:55
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会話率:37%