巫女の家系の少年エリ。充分に神子の力はあるのに、祖母の跡継ぎの巫女になるには女でなければならないという条件は覆らない。ずっと巫女になりたい、女になりたいと願いつつ叶わない想いを抱えてきた。十五歳になり、周囲の男仲間は女を求めたがるのに対して
、エリは何も女に感じない。村では十六歳で成人になり、婚姻するのが常識だが、狩りの相方である村長の息子カリヤはもはや二十二歳。婚姻もせずに女遊びをしているカリヤを侮蔑しつつも、「お前は女だ」といつも揶揄してくるカリヤからエリは眼を離せられない。巫女である祖母も床に伏せるようになり、エリは祖母の代わりに神に捧げる巫女舞を振舞うこととなる。職業も全て世襲、民は自由には生きられないが、神に守られた狭い島内の安寧な村で、綻びは起こってきていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 22:35:16
25798文字
会話率:26%
僕の名前は坂波 慶介(さかなみ けいすけ)。僕のクラスには不細工だと言われて嫌われている女の子がいた。咲川 美咲(さきがわ みさき)、そんな皆から嫌われている咲川さんの事が気になっていた・・・
色々と彼女と接触して行く内に彼女の真実を知る事
になる。
ひと夏の思い出として甘く切ない純愛ストーリーが始まる・・・
一般向け作品にも私の初めて書かせて頂いた純愛作品があります。
R18向け作品では純愛ものをあまり書かせて頂いていませんでしたので、今回は最初から最後迄純愛ストーリーで綴らせて頂きました。甘く、そして少し切ない、ひと夏の大切な思い出を皆さまにも感じ取って頂けたら幸いです。皆さま、宜しくお願い致します。
pixiv様でも同内容の作品を投稿させて頂いております。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11020804折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-17 00:41:48
21241文字
会話率:80%