「む……無理、です」
私は小さく呟き項垂れるように行き場のない小さめな手を見つめる。すると背後から呆れをにじませた様子で「リージェ……」と私の名前を呼ぶ、よく知ったお姉様の声が聞こえてきた。
「いったいどうして男に声をかけるだけの行為にすら
、そんな躊躇っているのよ?
そんなんじゃそのうち本当に餓死するわよ?」
厳しい言葉に私は首を縮める。
☆淫魔に生まれ変わりヘタレていたけれど、な〜んかいつの間にか追い込み漁にかかってしまっていた女の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 23:14:49
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会話率:31%