この村には、ある風習がある。
大晦日の夜、氏神様の姫はじめのお相手として少女の人形を捧げるという、古くからある習わしだ。
その人形を届ける役目の者以外は、花嫁人形を長く見詰めてはいけない。
氏神様に攫われて、花嫁の代わりにされてしまうから。
ある少年はその花嫁人形を見たばかりに、無理矢理犯され種付けをされた。
そして、毎晩毎晩孕み腹で夜伽をさせられ、子を産んでもまた孕まされ続ける、氏神様の花嫁にされてしまったそうだよ。
恐ろしい話だろう。
詳しく聞きたいのかい?
なら、少しだけ。
その少年が最初の子を孕んだ夜の話をしてあげようか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-03 13:50:35
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会話率:37%