気がつくと私の上で女装した男が腰を振っていた。
処女ではないが襲われても平気なわけではない。とはいえ抵抗して無駄なケガをしたくなかったため、コトが済むまで待った。
事後、眠ってしまった男の化粧を落としてみると、それは顔見知りの騎士で騎士団副
長のグレン様だった。
薬を盛られていたグレン様は自分が何をしたのか全く記憶にない様子だったので、私は「間違えて部屋に入ってきて吐いて寝た」と説明し、穏便に済ませようとした。なにせグレン様は巷で大人気のイケメン騎士というだけでなく、2年ほど前にも迷惑をかけられた相手だ。正直あまり関わりたくはない。
ということで解放したグレン様を騎士団に送り、これでもう関わることはないだろうと思っていたのだが、友達の代理として一時的に騎士団に出向となり、共に仕事をすることになってしまった。
育った環境のせいで自己評価が低い王女付き侍女のコーラルが、第一騎士団団長付き侍女になり、良い仲間や愛する人に囲まれて少しずつ自分を認められるようになり、最終的には幸せになるお話です(予定)
※設定はゆるゆるです
※展開が遅いので気の長い方向けです
※最初少しだけR18ですが、その後はエロ展開まで時間がかかります
さらにエロは習作の為薄めです
※誤字脱字の報告、助かっています 感謝折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:17:58
626605文字
会話率:41%